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【 女性向け】メンエス×税金のあれこれ!確定申告や税務調査・経費で落ちるものって?

【 女性向け】メンエス×税金のあれこれ!確定申告や税務調査・経費で落ちるものって?
📒こんな方におすすめ
  • ①メンエスの税金知識が何も分からない
  • ②税金申告では何をするのか調べている
  • ③経費で落とせるものを知りたい

 

確定申告とか税務調査とかいろんな話を聞いて憂欝……。
めんどくさい予感しかしない

この記事では、そんなメンズエステで働くセラピストにまつわる税金まわりのあれこれを解説します。

 

少し面倒かもしれませんが正しい手順をもって税金を支払わないと、のちのち深刻な事態に見舞われるかもしれません。

 

またセラピストとして働いている方の中には、「経費として落とせるもの」について意外と知らない方も多いのではないでしょうか?

住吉
住吉
申告時に経費として計上できるものについては、セラピスト専業の私・住吉の経験をもとに紹介します!

税金関連の対応に悩まないためにも、この記事を通して予備知識を一緒に学んでいきましょう!

 

こちらもチェック!
メンエスを副業にする際に役立つ情報をご紹介!

 

トピック

メンズエステに関わる税金知識①確定申告

メンズエステに関わる税金知識①確定申告

税金まわりでまず必要となる申告が「確定申告」です。

 

確定申告とは国に所得税や経費を報告すること

確定申告とは国に所得税や経費を報告すること

確定申告とは、簡単に言うと「国に所得税や経費を報告する」こと。

 

私たちは所得額に応じて、所得税や住民税といった税金を納める必要があります。

 

前年の1月1日~12月31日までの1年間で得た所得やかかった経費を計算し、国に報告しなければなりません。

 

年間の所得金額が48万円以上だと確定申告が必要

メンズエステ専業で生計をたてている方の場合、働くセラピストは「個人事業主」という立場になります。

 

どこかの会社に属していないため、メンズエステで稼いだ年間の所得金額が48万円以上であれば確定申告が必須です。

住吉
住吉
私も専業セラピストなので個人事業主です。なお所得税の計算方法は以下の通り。

 

所得金額の出し方
売り上げ(セラピストの給料)-必要経費

 

この計算を正確におこなうためにも、給与明細や必要経費で落ちる備品の領収書などは、絶対どこかに保管しておいてください!

 

「ただの紙切れ」と思ってしまわぬよう、保管場所を決めておくと良いでしょう。

住吉
住吉
セラピストが経費として落とせるものは「セラピストが経費として計上できるものは?」で解説!気になる方は覗いてみて。

ただし本業の会社が別にあり、副業としてセラピストをしている方の場合、少し要件が変わってきます。

 

副業の確定申告が不要になる場合
・副業の年間収入が20万円以下
・副業が複数の場合、それぞれの収入+所得が20万円以下

 

つまり副業で働くセラピストはメンズエステの収入で発生した所得が20万円以下であれば、確定申告しなくても問題ありません。

 

しかし住民税は別途申告が必要であり、セラピストとしての収入が20万円以下でも役所への申告が必須

 

そのため所得税と住民税は分けて考えておくべきでしょう。

住吉
住吉
所得税と住民税の違いは以下を見ておくと良いですね。

 

所得税(国税)住民税(市民税)
国に申請する確定申告で報告する市町村別に報告する
副業の収入・所得の合計が20万円以下なら申告しなくてOK副業の収入・所得の合計が20万円以下でも申告が必要

 

そもそも税金の種類が違うため、所得税において確定申告が不要とされても「住民税申告」は市町村別の役所に申告する必要があります。

 

なお確定申告をしている場合は、期限内におこなえば別途住民税申告をせず済みますよ。

 

税金の納め忘れが怖い方は、一度役所の窓口で相談してみるのが良さそうですね。

 

無申告だとペナルティが大きい

仮に確定申告をしないでいると、いわゆる「脱税」という行為に該当してしまいます。

 

脱税になるだけでなく、のちに無申告が発覚すれば延滞税が課されたり、税務調査に入られてしまったりする可能性も……。

 

税務調査について詳しい説明は後述しますが、将来的に困らないためにも確定申告はしっかりやっておきましょう。

住吉
住吉
よく分からないし面倒だけど、確定申告はやらなければいけないもの」と考えておいても良いかもしれませんね。

 

確定申告では給与明細や領収書の整理が必要

前述した通り、給与明細や必要経費で落ちる備品の領収書などは絶対に保管しておいてください。

 

なぜなら確定申告では、売り上げや経費を記入する必要があるから。

 

もしくは給与明細や経費などを日頃から記入しておけば、確定申告はスムーズに終わるでしょう。

住吉
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ちなみに私は直前に焦るのが嫌なので、家計簿アプリに記入しています。

 

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確定申告直前になって「あれがない」「これがない」となるよりも、日頃から家計簿アプリに記録しておくと便利なのでおすすめですよ。

 

確定申告の時期は毎年2月中旬~3月中旬くらい

確定申告の時期は毎年2月中旬~3月中旬くらい。

 

この時期を逃さないためにも、年末くらいから確定申告のことは頭の片隅に入れておきましょう。

住吉
住吉
最近はスマホで完結するくらいだから、大分簡略化されました。マイナンバーカードや必要書類があれば問題なさそうなのでぜひ試してみて!

 

確定申告の流れ(スマホ)
  • ①国税庁の確定申告書等作成コーナーにアクセス
  • ②「申告書等を作成する」の「作成開始」をタップ
  • ③「スマートフォンを使用してe-Tax」を選択
  • ④画面の指示にしたがって確定申告書類を作成
  • ⑤作成したデータをe-Taxで送信する

 

なおスマホで確定申告する際には、お手元にマイナンバーカードか顔写真付きの身分証の用意もお忘れなく!

 

これなら、わざわざ税務署まで出向いて書類を出さなくてもOKです。

 

メンズエステに関わる税金知識②税務調査

メンズエステに関わる税金知識②税務調査

確定申告や納税をしていてもおこなわれる「税務調査」。

 

税務調査はお店や法人が対象だと思われがちですが、実はセラピストにも関係のあるものです。

 

税務調査とは税務署がおこなう「納税に関する調査」のこと

そもそも税務調査とは、納税の申告が正しくおこなわれているかどうかを税務署が調査すること

 

税金は申告する側が計算するものなので、公平性や正確性を維持するためには第三者のチェックが必要です。

 

つまり、税務調査とは納税の申告が正しいか判断するためのもの。

 

特に税金関連の手続きは複雑だからこそ、納税にまつわる申告内容に間違いがないよう調べなければなりません。

 

そのため大前提として、「税務署が入る≒悪い」わけではありません!

 

きちんと手続きを踏んでいれば問題ないので、心配しなくても大丈夫です。

 

税務調査は税金手続きの「一種の確認作業」と捉え、経費を証明できる領収書や納税手続きで使った書類などを準備しておきましょう。

 

セラピストは「個人事業主」なので税務調査と関わりがある

一見小難しそうな税務調査ですが、実はセラピストと直接関わりがある場合も。

 

一般的に税務調査と聞くと、法人やお店でおこなわれるイメージを抱く方もいると思います。

 

特に会社で雇われているサラリーマンやOLならば、税務調査とは直接的な関わりはほとんどないでしょう。

 

なぜなら会社には、基本的に会社のお金を扱う「経理担当者」がいるから。

 

税務調査と関わりをもつのは会社のお金にまつわる業務を担う方であり、イチ会社員と直接的な関係は薄くなります。

 

しかしメンズエステに勤務するセラピストは、雇用契約によっては「お店に属する人」ではなく「独立した個人事業主」という立場。

 

売り上げを自分で管理なければならないうえ、納税に関する手続きも一緒にやらなければなりません。

 

そのため、納税を公平に審査するための税務調査とセラピストは直接関わりをもつわけです。

 

税務調査は不定期におこなわれる

セラピストと関わりをもつ可能性がある税務調査は、不定期でおこなわれます。

 

ある日突然、税務調査の対象となったセラピストのもとに税務署から予告の郵便が届き「所定の準備をお願いします」と調査が入る場合も……。

 

ちなみに税務調査は強制ではなく、一般的には任意によるもの。

 

税務署の調査官からの質問に対して嘘や黙秘はNGですが、日程が難しければある程度融通が利くみたいですよ。

住吉
住吉
もし税務調査の対象となった時は真摯に対応すれば問題ありません!

 

税務調査では必要書類の提出が求められる

税務調査の対象で必要な書類は以下のようなもの。

 

税務調査で必要な書類一覧
  • ・確定申告で提出した申告書類(控え)
  • ・お店からもらった給与明細
  • ・マイナンバーカードや顔写真付き身分証明書
  • ・レシートや領収書など

 

上記を揃えられれば、あとは調査官の質問に回答していくだけ!

 

いつ何をしたかを答えられるよう、税務調査前に書類に一度目を通しておいたほうが安心かもしれませんね。

住吉
住吉
とはいえしっかり確定申告が済んでいるなら、何も問題ないでしょう。

 

23年10月からはインボイス制度にも注目!

23年10月からはインボイス制度にも注目!

2023年10月からは税金にまつわる新しい決まりとして、インボイス制度が施行される予定です。

 

インボイス制度は、メンズエステ店のみならずセラピストにも関わるため超重要。

 

制度が始まれば、実際の収入にも影響が出てくる方も多くなるでしょう。

 

もちろん確定申告や税務調査も絡んでくため、以下の解説記事でしっかり知識を蓄えておくのが良いかもしれませんね。

住吉
住吉
記事にはセラピストがすべき対策もまとめているので、まだ読んでいない方は要チェック。

 

インボイス制度の理解を深めよう!
インボイス制度でメンエスに出る影響って?

 

【おまけ】セラピストが経費として計上できるものは?

【おまけ】セラピストが経費として計上できるものは?

ここからは、私・住吉の経験をもとに、セラピストが経費として計上できるものをご紹介!

住吉
住吉
確定申告の際はきっと役に立つはず!申告時期から外れていても今から計上しておけば経費として申告できるでしょう。

セラピストが経費として計上できるは、以下のようなものです。

 

メンエスで経費として計上できる例
  • ①化粧代や美容代
  • ②施術で使う制服代
  • ③自宅~ルーム間の交通費
  • ④仕事でかかってきた電話代
  • ⑤お店で使う名刺代
  • ⑥備品ほか消耗品代

 

意外かもしれませんが、化粧品代や美容代も経費として計上できます。

 

ただしメンズエステに関わる範囲の場合のみなのでご注意を!

 

例えばお店サイトの写真撮影のために支出した美容代や、待機部屋でメイク直しに使う化粧品代は計上できる可能性は高いでしょう。

 

とはいえプライベートとみなされると、経費として計上できません。

 

私生活で使っているものと混同しないようメンズエステで使っているメイク道具をあらかじめ分けておけば、経費として計上できる見込みは高まりますよ。

 

また施術で使うタオルやティッシュ、トイレットペーパーなどが自費の場合、消耗品代として経費で落とせるでしょう。

住吉
住吉
仕事で使う備品や道具などは、私生活で使うものとなるべく分けておくほうが良さそう。

もし同じものを使う場合も、 仕事用と私用で分けて使った時間や日数を記録しておけば、万が一税務調査が入った際も合理的に説明できるのではないでしょうか?

 

まとめ:メンズエステで働くセラピストも税金まわりの知識はおさえておこう

税金まわりの問題は、時に「面倒」「もったいない」なんて気持ちになるもの。

 

とはいえ所得を申告せずに税金を払わないでいると、のちのち大きなリスクを負う事態になりかねません。

 

また個人事業主の立場にあるセラピストならば、自分で税金を納めなくてはならなくなるでしょう。

 

📃メンエスの税金知識①確定申告
  • ✅確定申告とは、国に所得税や経費を報告すること
  • ✅確定申告をもとに、どのくらい税金を徴収するかを決定する
  • ✅専業セラピストは48万以上、副業セラピストは20万以上で申告が必要
  • ✅ただし住民税は稼いだ金額に関わらず別途申告が必要

 

📃メンエスの税金知識②税務調査
  • ✅税務調査とは、税金の申告が正しいかどうかを調べるもの
  • ✅セラピストは税務調査の対象になり得る
  • ✅不定期におこなわれるため書類は一定期間の保管が必要

 

正しい知識を知っていれば、節税できる可能性もあります。

 

この記事をきっかけに正しい税金の知識を身に付け、手続きに際して抜けがないよう備えましょう!

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この記事を書いた人

住吉

メンエスに転職して早数年、色々ありながらもなんとかやっているアラサーセラピスト。気がついたらメンエス歴が長くなっていた。時の流れに身をまかせすぎた感がある。趣味は美容と読書。キラキラしたものとは縁遠い地味女。最近はK-POPにハマりつつある。

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