お客さんやセラピスト間でのトラブルを防止する目的で、最近メンズエステでは防犯カメラの導入が増えつつあると言います。
おそらく違法性は低いとはいえ、ルームにカメラがあったら気になってしまいますよね。
今回はメンズエステにおける防犯カメラの予備知識をご紹介していきます!
結論から言えば、昨今では防犯カメラを設置するメンズエステは増えつつあると言います。
ここからは、防犯カメラが設置される場所や映す範囲、設置目的などをご紹介していきます。
マンション型メンズエステ店の中には、玄関に防犯カメラを設置している場合が多いでしょう。
というのもメンズエステは、マンションの一室を借りて「ワンルーム(個室)型」として営業しているお店がほとんど。
マンション内のお部屋≒施術ルームであり、どんなお客さんが来たのかをスタッフが把握するために玄関への設置があり得るわけです。
スタッフが近くにいないため、何か事件があった際にスグ駆けつけてくれるよう、防犯カメラを通じて監視してくれているみたいですね。
防犯カメラが映す範囲は玄関や部屋周辺などがほとんど。
お部屋の中まで映すお店はほぼなく、少なくとも施術中のお客さんをメインにした防犯カメラの設置はないみたいですよ。
特にマンション型だとワンルーム形態のルームが多め。
玄関を映すにしても、お部屋の中まで映らないようある程度角度は調整されているみたいです。
防犯カメラの設置理由は、ズバリ「トラブル回避のため」と言われています。
メンズエステで考えられるトラブルとは、セラピストによる窃盗やお客さんからの迷惑行為など。
特にマンション型ワンルームのメンズエステだと、スタッフのあずかり知らぬところで何か揉めごとが起きても対処しきれない場合があります。
そんな時に役立つのが、玄関あたりに設置されている防犯カメラ。
セラピストとお客さんどちらに問題があったのか、何がきっかけだったのかなどを証拠として残しておけば、スタッフサイドも迅速に対応しやすいでしょう。
トラブルへの抑止力になれば、双方がわざわざ揉めごとを起こす気にはなりにくいのではないでしょうか?
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玄関に防犯カメラがある場合は多いものの、万が一施術ルームに防犯カメラがあったら違法になるのでしょうか?
結論から言えば、施術ルームに防犯カメラがついていたとして、今のところ規制する法律はないとのこと。
お客さんからすれば、そもそも「施術中の姿を見られるのは恥ずかしい」という声もあるかと思われますが、防犯カメラ設置の基準については法的に明確な位置づけはないそうです。
とはいえ抵触する可能性がある法律はあります。
詳しくは後述するので、そのまま読み進めてみてくださいね。
施術ルームへの防犯カメラ設置において、おそらく法的に明確な位置づけはありません。
しかしながら抵触する可能性がある法律はあり、具体的には「プライバシーの侵害」にあたるかもしれないと言われています。
「プライバシーの侵害」の他にも、条例やその他法律が関わる場合も。
あくまで個人的な見解ですが、これはトイレや更衣室、風呂、脱衣所などでの撮影が違法になるのと似たような原理なのではないでしょうか?
防犯カメラを設置すること自体違法性はないにしても、お客さんへの説明や誓約書記入は必要になってきます。
なぜなら撮影対象(≒お客さん)の承認を得ずに隠れて撮影する行為は、個人情報保護法に違反する可能性が高いから。
“撮影対象の承認を得ずに隠れて撮影する行為は、個人情報保護法に違反している可能性があります。ただし、明らかな防犯目的や、犯罪の証拠を押さえる為の撮影などは、その限りではありません。”
引用:中央防犯センター 小型防犯カメラでの撮影は違法になる?小型防犯カメラと法律について
(https://4stech.net/trivia/others/security-camera-smallcamera)
つまり「こっそり撮影する」「目的がないのにカメラを設置している」といった点が、法律違反になるかもしれないと捉えられています。
また後々「聞いてない!」というトラブルを回避できるうえ、同意のもとになるのでおそらく訴えられる心配はないでしょう。
メンズエステに防犯カメラを設置すること自体は違法性が低いものの、中には知らないうちにうっかり法律に抵触してしまっている可能性が否めません。
自治体ごとの防犯カメラ設置のガイドラインとは、以下のようなものを示します。
①防犯カメラの設置目的を明確にする
②防犯カメラを設置している旨を表示する
③管理者責任者を設置する
参考文献:RILG 一般財団法人 地方自治研究機構 防犯カメラに関する条例
(http://www.rilg.or.jp/htdocs/img/reiki/027_surveillance_camera.htm)
もしお店の方がこの記事を読んでくださっている場合は、上記も参考にしてみてくださいね。
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そこで防犯カメラがないメンズエステで働いている方に向けた対処法をまとめました!
メンズエステでまず挙げられるトラブルとして多いのが「窃盗」。
正直セラピスト間でもあり得ますし、残念ながらお客さんからの窃盗トラブルもあるようです……。
窃盗を防ぐためには、とにもかくにも貴重品の管理は徹底してください。
そもそも盗まれて困る貴重品を持っていかないという選択肢もあります。
メンズエステは基本的に制服貸出や手ぶらでOKとしている場合が多いため、出勤時は大金を含む貴重品は持ち歩かないor売り上げのお金は目立つ場所に置かない選択もアリですよ。
またセラピスト同士の窃盗といったトラブルを防ぐために、お店側でセラピスト間の交流を禁止しているお店もあるとか。
具体的には「完全個室待機」「自宅待機のみ」といった、交流を強制的に絶つものもあるみたいですよ。
メンズエステで盗撮されないために、お客さんの行動は逐一見ておくと良いでしょう。
不審な行動とは、以下のようなものを参考にしてください。
お客さんには色々な方がいるので「まぁそういう人もいるか」と思われがちですが、不審に思ったらスグにスタッフに報告しましょう!
お客さんからセクハラや過剰要求が横行した場合、セラピストはここで弱気になってはいけません。
あくまでお店のルールから逸脱している&規則外の行動をしている旨を、毅然とした態度で強く接しましょう。
防犯カメラがなくても対処できる迷惑行為対策として、以下の断り方を覚えておいてくださいね。
ここからは、実際に防犯カメラがあった際のセラピストからの口コミを集めました。
“エントランスにオートロックドアと防犯カメラが付いているので前に勤務していたお店よりも防犯対策がしっかりとしていて安心できます。”
引用:リラクジョブ 【SWEET QUEEN池袋】で働く女性の口コミ・評判
(https://menesth-job.jp/8/shop/31106/kuchikomi/)
“オートロックでエレベーターに防犯カメラもあるのでセキュリティはかなり強めで安心です。”
引用:リラクジョブ 【PremiumBody横浜】で働く女性の口コミ・評判
(https://menesth-job.jp/9/shop/34122/kuchikomi/)
防犯カメラによって得られるメリットもたくさんあります。
もしこれから面接を控えている方がいるなら、自分のお店はどの範囲で防犯カメラがついているのか確認してみてくださいね。
防犯カメラの設置はセラピストを守ってくれる反面、設置方法や状況によっては法律に抵触する可能性があります。
ここまで読んで、もし「これって法律違反になるんじゃ……?」と疑問や違和感を感じた方がいるなら、個人的にはそのお店から移籍したほうが良いのではないかと思います。
前述した通り、防犯カメラを設置するにしてもある程度工程を踏まなければなりません。
それらを飛ばして一方的にカメラを設置しているならば、他のお店で働いたほうが安全と言えるのではないでしょうか?
メンズエステでは、基本的に施術ルームへの防犯カメラ設置はありません。
ただし場所や映す範囲、設置理由などは、以下のようなものが多いみたいです。
このように防犯カメラ設置自体を規制する法律はないものの、設置のための工程を飛ばしてしまうと法律に抵触する可能性があります。
詳しくは条例を参考にしたり、自治体のガイドラインを見たりしてみるのが良いでしょう。
また万が一法律に抵触している可能性があるお店に勤めているなら、個人的には移籍をおすすめします。
メンエスに転職して早数年、色々ありながらもなんとかやっているアラサーセラピスト。気がついたらメンエス歴が長くなっていた。時の流れに身をまかせすぎた感がある。趣味は美容と読書。キラキラしたものとは縁遠い地味女。最近はK-POPにハマりつつある。