技術や知識がなくてもセラピストとしてデビューできるメンズエステ。とはいえ、全くのゼロからチャレンジするのが不安な女性も多いはずです。
そこで、この記事ではメンズエステで求められる技術やリピートにつながる手技も詳しく解説！これらをおさえて接客をおこなうと、お客さんに質の良いサービスを提供でき、人気セラピストへの道がひらけるでしょう。
そんな疑問をお持ちの方もいらっしゃるかと思いますが、その答えはNOです。
この項目では、メンズエステで求められる技術について詳しく解説します。入店前の女性だけでなく売上が伸び悩んでいるセラピストも、ぜひチェックしてみましょう。
メンズエステが掲げる最大の目的は「リラクゼーション」。女性による心身の癒やしを求めて利用するお客さんが多く、何よりも「癒やし」を与えることが求められます。
メンズエステ特有のマッサージを通じて女性に触れてもらったり会話を楽しんだりすることで、単なるマッサージでは発散できないストレスを癒やす役割もあります。そのため、マッサージの高い技術力よりも癒やせることが重要と言えるでしょう。
また、対人サービスを基本とするメンズエステは接客テクニックが求められます。接客に満足してもらうには、外見が良いだけでなく「愛嬌がある」「優しい表情で相槌を打てる」といった内面の要素も必要です。
もちろんキレイと言われたり顔立ちが整っていたりと見た目も大切ですが、男性が癒やされるポイントは見た目だけではありません。笑顔で丁寧な対応をおこなうことも大切ですよ。
マッサージだけでなく、会話を楽しみにしているお客さんの来店が多いメンズエステ。トークスキルがあれば、満足いただけるひと時を提供できるでしょう。
とはいえ、元々喋ることが得意でない方や初対面のお客さんと何を話したら良いのか分からない方は、会話中に言葉に詰まってしまうこともあるはずです。
とはいえ難しく考える必要はありません。基本的なコミュニケーションを取れるだけで大丈夫です。
接客前に読んで頭に入れておけば、肩の力を抜いてお客さんとの会話を楽しめるはずですよ。
本格的なマッサージ技術は不要と前述しましたが、女性の体の負担を考えると、適切なマッサージスキルを身につけたいところ。
というのも、男性と女性の体格差を考えると、手先の力だけでは体に負荷がかかり筋を痛めてしまう可能性があります。
そこで知っておきたいのが、負担がかかりにくいマッサージ技術です。できるだけ楽な姿勢でできるマッサージの他、クッションや枕などの道具を使った施術方法があります。
ただしメンズエステで働いたことがない方は、上記のような技術を知らない方も多いはず。そんな方には、入店時に研修をおこなってくれるお店がおすすめです。
マッサージの基礎をイチから学べる研修を受ければ、負荷がかかってしまうような変な癖がつかないでしょう。
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とりわけ癒やしが求められるメンズエステでも、本格的な手技（マッサージ）を習得すればもっとお客さんに喜んでもらえます。
この項目では、メンズエステで評判の良い手法をご紹介！「塗り方」「触り方」「流し方」の3つに分けて詳しく解説しますので、リピーターを増やしたい方はぜひ実践してみてくださいね。
施術の際、手のひらに出したオイルをすぐに塗ってしまいがちですが、人肌に温めてから塗るのが鉄則です。まずは、手のひらで5回から10回ほどオイルを擦り合わせて温めてから肌に塗りましょう。
なぜなら常温のオイルは人肌よりも温度が低く、肌に塗ると冷たく感じてしまうから。そのままオイルを塗ると、お客さんが不快に感じてしまう可能性もあります。オイルを手のひらで温めてから肌に塗ると、心地良さを与えられますよ。
「温める時に、手の平からオイルがポトポトこぼれてしまう」という方は、施術部位に手の甲を当てたまま手のひらを擦り合わせてみましょう。
そうすると高い場所からオイルが垂れることはないので、ポトポトとオイルが肌に落ちる不快感を与えずに施術できます。
またオイルが足りなくなったら、随時追加することもお忘れなく。オイルをたっぷり使うと肌の滑りが良くなり、スムーズに施術が進みますよ。
お客さんの体格に合わせてオイルの量を調整することも大切ですね。
メンズエステでは手に体重を乗せながらゆっくり圧をかけてマッサージをおこなうのがコツです。「圧をかける」と聞くと握力が必要なイメージがあるかもしれませんが、余計な力は必要ありません。
体重を乗せる時は一気にグッと押すのではなく、「3秒かけてゆっくり圧をかけて、3秒かけて指の力を抜きながら緩める」という流れが大切。
とはいえ、慣れないうちは手技の強さがお客さんにとって心地良いかどうか分からないこともあるでしょう。
そんな時は、「強さはいかがですか？」「痛くないでしょうか？」など声がけをして確認しながら施術を進めると、適切な圧をかけたマッサージをおこなえますよ。
また、体重を上手く使えると自分自身の手や指への負担軽減にもつながります。自分にとって適切な方法で、セラピストの仕事を続けていきましょう。
リンパを流す時は、「リンパの流れ」に沿って老廃物を押し流すように揉みほぐしましょう。
実はリンパは一定の方向に流れており、流れに逆らって施術をおこなってしまうと、老廃物を排出する機能が弱まってしまう可能性があります。そのため、基本的に体の末端から心臓へと向かうリンパの流れを意識することが重要です。
太ももから足裏は下から上へ向かって流すように揉みほぐすのがポイント。この箇所は血管が多く通っており、マッサージをすると気持ち良さを感じやすいのが特徴です。
膝裏をはじめ関節部分はリンパが滞りやすいため、強めに指圧するとさらなるスッキリ感を提供できますよ。
リンパマッサージは、メンズエステの王道施術です。リンパの手技をおさえておけば、お客さんに喜んでもらえること間違いありません。
心地良いマッサージは、指先だけでなく指の腹を使うのがポイント。指先だけで手技をおこなえば、こそばゆさや痛みなど不快な感覚を与えてしまいます。
そのため指を立ててオイルを塗ったり、施術箇所を触ったりすることは避けましょう。
また施術箇所から手を離す時は、少しだけ押さえて圧を加えてから離すと、心地良さを感じてもらえます。最初から最後まで「指の腹」と「手を離す時の圧」を意識すると、満足度の高い施術を提供でき、リピートに繋がるはずです。
そんな漠然とした不安を抱える未経験の女性も多いでしょう。
この項目では、メンズエステで働きながら身につく知識や技術をご紹介します。お店選びの際におさえておきたいポイントも分かるかもしれませんよ。ぜひ参考にしてみてください。
施術でアロマオイルを用いるメンズエステでは、研修中に基本的な知識をレクチャーしてくれるお店が多数。
また業務を通じてアロマオイルに触れることで、香りや効能などへの理解をさらに深めることも可能です。
知識を習得しておくと、お客さんとの会話でも役立つはず。アロマオイルの効能について質問された時だけでなく話すネタに困った時はアロマオイルの話題を出してみて、有意義な会話を提供するのも良いでしょう。
アロマオイルに詳しくなれば、仕事としてだけでなくプライベートでもアロマを取り入れて香りを楽しむこともできそうですね。
その他、メンズエステで得たアロマオイルに関する知識は、資格や検定の勉強にも役立つのではないでしょうか？
マッサージスキルは、接客するごとに磨けるもの。そのため、入店前は指圧やリンパの流し方など技術がなくても問題ありません。
もちろん最初は慣れないかもしれませんが、回数を重ねれば基本的な技術を向上させることができるでしょう。
またスキルの幅を広げるなら「リフレクソロジー」「ヘッドスパ」「タイ古式マッサージ」といった、本格的な施術をおこなうメンズエステを選ぶのもおすすめです。
中には、「光脱毛」や「フェイシャル」など美容に特化したオプションを提供しているお店もありますよ。どんな技術を習得したいかどうかもお店選びの指標になりそうですね。
メンズエステでは、お客さんへの振る舞い方や接客力が身につくのもメリット。言葉遣いや気遣いといった基本的な接客スキルを働きながら学べるため、接客業が初めての方でも飛び込みやすいでしょう。
またオーナーさんがしっかりしている高級店であったり、お客さんへの接客マナーに注力していたりするメンズエステでは、一流のセラピストとして高い技術が要求される可能性も……。
とはいえ入店後の講習で、お客さんの「お出迎え」から「お見送り」まで一連の流れを教えてもらえるお店がほとんどなのでご安心ください。
接客レベルの高いお店に入店すれば、どこに行っても通用するような技術が身につき、活躍の場を広げることができるはず。稼ぎながら社会経験を積みたい学生さんにとっても、セラピストはおすすめの仕事だと言えますね。
メンズエステはお客さんに癒やしを与えることが最重要。会話を楽しみに利用する方も多く、笑顔で話題を提供できると尚良いでしょう。
また、手技や振る舞い方ひとつでお客さんの満足度を下げてしまう可能性も。丁寧な対応を心がけながらマッサージの技術力を磨いていけば、リピート率UPにつながるはずです。
ちなみにメンズエステの中には、癒やしの域を超えて美容に特化したメニューが用意されているお店もあります。どんなセラピストになりたいのかを思い描きながらお店選びをするのも良いですね。
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既婚・1児のママです。子育てしながらメンズエステで働いています。夫にはメンエスのお仕事は言ってませんが、おかげさまで家庭は円満。料理とネットショッピングが大好きです。呼び方は「もち子」でも「もっちー」でも「もち」でも何でも良いので、よろしくお願いします◎
