飲食業やサービス業といった接客を主とする業界の売り上げに、大きな影響を与える「閑散期」。もちろんメンズエステも例外ではなく、閑散期に頭を悩ませる方も多いでしょう。
そこで今回は、セラピストを悩ませるメンズエステの閑散期を徹底解説!閑散期と繁忙期別の収入差や具体的な時期、月別の過ごし方をご紹介していきます。
と悩んでいる方は、この記事を読めばスッキリ解決しますよ!
メンズエステは基本的に「歩合制」のお店が多いため、時期によっても貰えるお給料はまちまち。しかし閑散期と繫忙期とでは、日給平均価格に大きな差があるようです。
ちなみにリラクジョブに掲載されているお店の「求人情報」や「平均のバック率」をもとに算出した平均価格(概算)は、以下の通り。
【都内の店舗に8時間勤務した場合の平均】
閑散期……1.2万円~2.1万円程度
繁忙期……3.2万円~3.8万円程度
時期ごとに差はあるものの、閑散期の日給平均は繁忙期を大きく下回っていることが分かります。中には、上記に挙げた平均価格よりもっと前後する方もいるでしょう。
閑散期の最低価格は、仮に週3日勤務を月収にするとおよそ14.4万円。対して繁忙期の最高価格を同じ条件で計算すると、月収は45.6万円程度。
単純計算ではありますが、繁閑の最低値と最高値では約30万円もの月収差が生まれるようです。
ちなみに都内のメンズエステに勤務する私、住吉(すみよし)の月収差を見てみたところ、繁閑では下記のような結果になりました。(※掛け持ち店舗は除外、1店舗あたりの月収を計算)
住吉の場合 | |
閑散期 (週3~4日勤務) | 1.4万円/日給×15日出勤 =21万円前後/平均月給 |
繫忙期 (週3~4日勤務) | 3.3万円/日給×15日出勤 =49.5万円前後/平均月給 |
このように同じ勤務日数でも、繁閑では月収に20万円以上もの差が出ています。閑散期に稼ぎにくくなる原因は、やはり客足の減り方にあるようです。
また閑散期は、数時間にまで及ぶ待機時間も苦痛。特に毎年2月中は暇な時間を過ごす機会が多く、最大「6時間~8時間待ち」なんてこともありました。
それでは、そんな閑散期はいつぐらいの時期に当たるのでしょうか?
続く項目で、閑散期の具体的な時期を解説していきます。
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メンズエステの閑散期は、大型連休や祝日が多い月の次月や前月と見ておくのが妥当。具体的には、下記のような時期が該当します。
大型連休の時期 | 閑散期(月別) |
年末年始の連休 (12月~1月) | 2月 |
ゴールデンウイーク (4月末~5月) | 6月 |
お盆休み (8月) | 9月 |
年末休み (12月) | 11月 |
一般企業に勤める会社員の場合、仕事における業務量の「シワ寄せ」によって大型連休前後は忙しくなるもの。そのため「メンズエステに行きたいけれども、仕事が終わらない!」というケースが発生します。
その結果お客さんはメンズエステを利用する時間が取れず、お店に出向いたり、呼んだりすることができなくなるケースが多数……。
またメンズエステの閑散期は、お客さんのお財布事情も影響しています。特に連休中に旅行や遠出をした際は、休みが明けると「節約」を意識する方も多いとか。
このようにお客さん側の様々な事情もあり、大型連休前後はメンズエステ店は比較的「暇な時間」が多くなる傾向にあるようです。
2月・6月・9月・11月の閑散期にあたる時期の過ごし方は、後述する「月別に閑散期の過ごし方を解説!」の項をチェックしてみましょう。
前述した閑散期が大型連休前後にあるのに対して、繁忙期は夏頃や年末年始とされています。なぜなら夏頃や年末は、世間的にはボーナスシーズンにあたるから。
夏や年末は、会社勤めされているサラリーマンのお財布が潤う時期。お財布の紐も緩くなり、メンズエステにお金を落としてくれるお客さんも増えるというわけです。
そのため「短期間で稼ぎたい!」「効率よく高収入を目指したい!」なんて方は、繁忙期にしっかり稼ぐのがおすすめ!
閑散期と繁忙期を慎重に見極めて、ぜひ自分に合った入店時期を検討してみてくださいね。
メンズエステの閑散期にあたる大型連休前後は、どうしても客足が減ってしまいます。出勤中にお客さんが来なくて「暇な待機時間」が増えるため、稼ぎにくくなる方もいるでしょう。
しかし暇な時期だからこそ、日々の過ごし方次第では充実感が圧倒的に変わってくるのです!
ここからは、閑散期にあたる時期の過ごし方を月別にチェック!「出勤中なのに暇すぎる」「稼げなくて苦しい……」と嘆いている方は、必見の項目ですよ。
2月はメンズエステに限らず、飲食や他のサービス業界においても閑散期。一般的に飲み会やレジャーの利用を節制する時期であり、生活の中心を「仕事」にする人が目立つ時期でもあります。
そんな2月は、マッサージの技術や接客スキルを身につけるのにピッタリ!
お客さんがあまり来ない「暇な時期」だからこそ、スキルを磨くための資格の勉強をしてみるのも良いでしょう。
6月は梅雨の影響もあって客足は少なめ……。しかも5月のゴールデンウィークを終えて、業務のシワ寄せの関係でお仕事に集中する方が増える傾向にあります。
そんな6月の過ごし方でおすすめなのは、SNSでお客さんへ呼び込みのアピールをすること!暖かい季節に客足が減っている場合は、セラピスト側から呼びかけてお店に来店してもらうきっかけを作りましょう。
SNSで過度な呼び込みをする必要はありませんが、「メンエスにいても暇でやることがない……」「せっかくメンズエステに出勤したけれど、時間をもてあましている」と悩んでいる方は試してみる価値アリ。
SNS上で「利用を待っている」とアピールするだけでも、新規や既存のお客さんの目に留まる確率は上がります。
暇な時期を回避できるうえ、閑散期を過ごしやすくなりますよ。
お盆休みの影響をダイレクトに受けるのが9月!大型連休の後でお客さん自身の節制を避けられない時期は、どうしても客足が減っていくため、SNSのアピールも難しくなってくるでしょう。
そのため9月は、自分のスキルを見つめなおしたり、思い切って休みを満喫したりする時間に充てるのが良さそうです。
時期的に稼ぎにくい以上、いっそのこと割り切って体を休めるのもアリですよ。
また繁忙期を終えた時期でもあるため、自分へのご褒美期間にもうってつけ!来たる年末の繁忙期に備えて、まとまった休みを過ごすなら9月は最適なのではないでしょうか?
年末が近くなると「年末休み前は、なかなか散財できない……」なんて方も多いはず。そのため11月は、年末に向けて節約をしている方も多い時期なのです。
しかし逆を言えば、11月の節制によって年末にお金を落としてくれる可能性が高くなるということ。
メンズエステの繫忙期である年末に向けてSNSの更新を頑張っておけば、より多くのお客さんを獲得できるチャンスも巡ってきます!
つまり11月は、年末に控える繁忙期への「準備期間」にあたる時期。SNSでお店の利用状況やセラピスト自身の情報を発信することで、お客さんへの訴求効果を期待できるわけです。
またこの時期に、SNS上でお客さんへのお礼を欠かしてはなりません。利用してくれたお客さんへのお礼をしつつ、次回の営業情報を発信していきましょう。
ぜひ自分なりのアピールをもって、繁忙期に利用してくれるリピーターさんを獲得してみてくださいね。
メンズエステ業界は、通例だと大型連休前後に閑散期を迎えます。閑散期の過ごし方を改めてみることで、暇な時期を有意義に過ごすかどうかも大きく変わってくるでしょう。
また繁忙期は夏頃や年末年始と見ておいて良さそう。「短期間でサクッと稼ぎたい!」と思う方は、繁忙期を狙って入店するのがおすすめですよ。
ちなみに個人的に思うのは、閑散期に来てくれるお客さんは特に丁重におもてなしするべき。なぜなら閑散期に来てくれるお客さんは、本当にメンズエステが好きで来店してくれる場合が多いからです!
こういったお客さんの信頼を勝ち取っておくことで、後々「リピート」に繋がっていく可能性もあります。
リピーターさんを獲得できれば、メンズエステの利用率もグッと上がるでしょう。閑散期に苦しまないためにも、しっかり対策をとっておくのもアリなのではないでしょうか?
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メンエスに転職して早数年、色々ありながらもなんとかやっているアラサーセラピスト。気がついたらメンエス歴が長くなっていた。時の流れに身をまかせすぎた感がある。趣味は美容と読書。キラキラしたものとは縁遠い地味女。最近はK-POPにハマりつつある。