メンズエステのセラピストをしていると出てくる悩みの一つが「店外デート」。
実際にお客さんから誘われたことがある方は、それなりにいるのではないでしょうか。
また今はまだそうした機会がないという方でも、聞いたことくらいはあるかもしれませんね。
店外デートへのお誘いは、慣れていなければとっさに上手な切り返しができないことも多々あります。
この記事では店外のメリット・デメリットと断り方について解説していきます。
急に誘われても焦らず対処できるように、最後まで読んで備えておきましょう!
「店外デート」(あるいは単純に「店外」とも)とは、お店を通さずにプライベートでお客さんと会うことです。
キャバクラをはじめ、夜のお仕事にある言葉や文化をそのままメンズエステでも使っている様子。
「店外」という言葉を使わなくても、以下のようなことを言われたら店外デートのことだと思いましょう。
いずれの場合も、プライベートで会うことを前提としているお誘いです。
メンズエステは異性と個室で二人きりになりますし、距離感が近い接客をするため、こうした話がお客さんから持ちかけられやすいお仕事だと言えるでしょう。
また直接会うことを要求してこなくても、連絡先の交換をきっかけに店外を求めてくる場合もあります。
実際に会った際には「店外デート」という通り、デートのように食事や買い物をします。
こっそり受けているセラピストもいるようですが、トラブルの元にもなりかねないため、基本的にお店側はルールで店外を禁止しています。
メンズエステで店外デートをする際のメリットとデメリットを把握しておきましょう。
起こりうることを確認し、しっかりと自分で判断することが大切です。
メリットの中でも特に魅力的な部分は、欲しいものを買ってもらえるかもしれない点。
店外の場合、交渉次第ではデート代としてお金をもらえるほか、プラスαで欲しいものを買ってもらえることも。
その他、日時や場所を含めて主導権がセラピスト側にあることが多く、いろいろと融通が利くことでしょう。
対して、デメリットはメリット以上にいくつも出てきます。
上に挙げた中でも特に気を付けておきたいものは下の3つ。
お店が禁じていることをするため、何かトラブルがあってもお店に助けを求めることはできません。
またお店にバレた場合はお客さんだけでなく、セラピスト自身も罰金やクビといった実害を受ける可能性もあります。
せっかくメリットがあると思って店外を受けても、最終的に損のほうが大きくなる可能性もあります。
そして意外と見落としがちなのが、お客さんの豹変です。
お店を利用しているときは紳士的に振舞っていても、いざプライベートで二人きりになると思いもよらなかった“素”を出してくることも。
メリットとデメリットを比べると、やはりデメリットが目立ちます。
最初は良い条件だと思って受けても、回数を重ねる毎にお客さんがお金を出し渋るようになったり、要求が過激になったりする可能性もあります。
お店のルールやリスクと比較しても、店外デートは断ったほうが良いです。
ただ上手な断り方が分からない方や、はっきり伝えるのが苦手な方もいるでしょう。
そんな方々のために、代表的な断り方を3つお話しします。
もし店外のお誘いがあった場合は、以下の断り方を自分なりの言葉にして伝えてくださいね。
お客さんにもっともダイレクトに伝わるのは、「店外デートには行けない」とはっきり断ること。一番手っ取り早い方法でしょう。
中にはオブラートに包んだ言い方では察してくれなかったり、自分の都合の良いような捉え方をする方もいたりするため、そんな方には誤解なく伝えられます。
ただ言い方や相手の受け取り方によっては、かなり強い言葉と捉えられることもあるでしょう。
そう心配してしまうのも分かります。ですが安心してください。
指名客や本指名となってくれる方は、次から次へと現れてくれます。
メンズエステは男性に人気のサービスですし、お店も集客に力を入れてくれるはず。
そして、新規さんに対して丁寧に接客していれば本指名になってくれます。最悪、移籍して環境を変えて収入アップも目指すのも良いでしょう。
危険な橋をわざわざ渡ることはありませんよ。
少しテクニックが必要ですが、ちょっとズレたことを言ってのらりくらりとかわすという手もあります。
いわゆる天然系のキャラを演じて、正面から打ち返さないという方法です。
私はキャラじゃないのですが、セラピストの友達から聞いた話だと次のような会話をしたそうです。
分かりやすいように台詞を調整していますが、上記のような返しは店外に誘うお客さん目線で見ると「伝わってない!」という感じになるわけです。
ただし上記のような断り方は多少なりとも普段からの「キャラ設定」が必要なので、いきりなりこんな言い方をすると上手くいかないと思います。
もしキャラを作れそうならいざというときのために、ちょっとずつ意識しておくと良いかもしれませんね。
お断り理由としてもっともおすすめしやすいのが、「お店に禁止されている」というもの。
実際にルールとして決まっているお店がほとんどなので、断り方としても自信をもって言えるでしょう。
何かしら他の伝え方で断ったあと、さらに食い下がってきたときにも正当な理由として主張しやすいです。
それでもこんな風に粘ってくる方もいますが、その際は「バレたら働けなくなっちゃうし、会えなくなっちゃうから」と言って、自分にもあなたにも不都合が生じるということを理解してもらいましょう。
セラピストに迷惑をかけてしまうということが伝われば、ほとんどのお客さんは諦めてくれるはず。
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断り方について紹介しましたが、それでもやはり「断る」のが難しい方もいるでしょう。
そんな方のために、「断る」以外の対処法もお伝えします。
やや極端な方法にはなりますが効果を感じやすいものなので、参考にしてみてください。
疑似的な店外行為で相手に一定の満足感をもってもらうのが有効。
メンズエステの中には「待ち合わせ」や「デートコース」といったサービスを取り入れているお店もあります。
お店のサービス内で完結できるため、もし誘われても「じゃあデートコースを入れてくださいね」とやんわり誘導できます。
「デートコース」完備のお店で働けば、その分もしっかりお給料に反映されるので、セラピストとしてもお仕事と割り切りやすいでしょう。
引用:メンズリラク Feerique~フェリーク~
(https://menesth.jp/40/shop/25158/system/)
もし店外要求について深刻な悩みを抱えているなら、デートコースありのお店を選ぶのも一つの選択肢です。
あまりにもしつこく店外デートを要求してくる場合は、最後の手段として予約NGの対応をとりましょう。
まず要求については絶対に肯定はしないようにしつつ、「少し時間をいただけますか」となんとか切り抜けます。
その後お客さんが一旦帰ったら、店舗スタッフに相談して次回からの予約ができないようNG対応をしてもらいます。
今後はお店がなんとかしてくれるようになり自分で断る必要もなくなるため、根本的な解決ができるでしょう。
断り方のところでも触れましたが、指名客や本指名となってくれる方はすぐ現れてくれます。
悩みすぎてストレスを抱えるくらいであれば、サクっとNGにして気持ち良く次の本指名さんを見つけましょう!
「絶対に店外デートはしない!」と思っていても、あれよあれよといつの間にか会う約束をさせられてしまうパターンがあります。
メンズエステでは集客のためセラピスト自身にアカウント運用を任せるということはよくあります。
そんな中お客さんは、あえて営業DMを要求して繋がりを持とうとしてくる可能性も。
もし話が変な方向にズレてきたと思ったら、「このアカウントはお店の人も確認している」「営業以外ではやりとりできない」などと言って、早めに切り上げるようにしましょう。
また信頼関係を十分に築いたうえで店外デートを打診してくるパターンも要注意。
お客さんも店外デートは難しいことを理解しつつも「仲良くなればあるいは……」と考え、最初はセラピストと仲良くなることを重視してくる場合があります。
そして何回かリピートで入ってくれた後に、「そろそろ外で会わない?」とデートの打診をしてくるという流れです。
最初は普通の良いお客さんである場合が多いため、セラピスト自身も何回か接客する中で「この人なら良いだろう」と思ってしまいかねないのが難しいところ。
万が一仲良くなってたとしても、店外デートで起こりうるリスクを踏まえて誘いには乗らないようにしましょう。
紹介した2つの事例は、やり口として知っておくことで前もって警戒ができます。
もちろんすべてのお客さんがこうしたことを考えているわけではありませんが、無用なトラブルとならないように注意していきましょう。
最後に、お客さん側の意見を見てみましょう。
実際どのように考えているのか、誘うタイプだけでなく誘わないタイプも併せてご紹介します。
店外デートに誘ってくるお客さんの中には、お店を通さずデートをしたいと”明確に”考えている男性もいるとのこと。
こうした方の目的はそもそもが、セラピストと関係を持つためにメンズエステを利用しているらしいのです。
思考としてはかなり露骨なタイプですが、「特に注意しておきたい店外デートの誘われ方」のところで紹介した通り、やり口まで露骨とは限らないので要注意。
もししつこく店外デートに誘ってくるようであれば、「メンズエステで店外デートを断るには?」の項目を参考に対策してみてください。
誘わないタイプでもっともありがたいのが、初めからお店の外で会うものではないと思ってくれているタイプです。
メンズエステにはお店の外で会う、いわゆる「同伴」や「アフター」といった概念がないため、店外デートに誘ってこないという方々です。
サービス範囲を正しく理解してくれていて、そもそも外で会うことはサービス外と考えてくれています。
そのため頼む気も起きないようですし、店外に誘うという発想があまり湧いてこないとのこと。
誘わないというタイプには、「自分はしないけど、別に良いのでは?」という肯定的な方もいました。
理由を聞いてみたところ、業務以外の時間をお客さんに使うかどうかはセラピストの裁量のうちと考えているようです。
ただしセラピストが嫌がっているにもかかわらず、しつこく店外デートに誘うのは問題であるという認識も持っていました。
一定のルールや常識を持ちつつ、他の人の行動に良し悪しを言うかはまた別と考えているのでしょう。
最後に、店外デートをやったことがあるというお客さんの意見が聞けたのでご紹介します。
率直な感想は、予想外にも「イマイチだった」とのこと。
理由はお店で会うときとデート中で楽しみ方があまり変わらないから、だそうです。
お店の外にいても、会話の内容や一緒にいるときの雰囲気などが同じで、約束を取りつけるための労力を考えたらメリットが薄かったと言っていました。
またセラピスト側に付き合っている人がいたり、既婚者だったりするとリスクしかない、とも。
結論として、店外デートを実際に経験した人にとっても、特にメリットを感じないというものでした。
※このお客さんは、お相手のセラピストにしっかり了承を得たうえで実施したそうです。
メンズエステで勤務中にあう店外デートのお誘いについて詳しく解説しました。
まとめると以下の通りです。
店外デートは見方によると、臨時収入や収入アップに繋がりそうに思えます。
しかしながらリスクも大きいため、リピーターを作れるように堅実にお仕事を頑張るほうが、結果的に収入にも繋がりますし、長く安心して働けます。
断るのが苦手という方も、ご紹介した方法を試したり自分なりにアレンジしたりしながら、上手にかわしてみてくださいね😉
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ルールは絶対!守らない客は塩をまいて悪霊退散!そんな精神で本業と掛け持ちしているメンエスのセラピスト👸💞普段はとある会社の受付嬢ですが収入を増やしたくて始めました◎暇な日はだいたい買い物しているかも!